本町の夏の一大イベントであります「おながわみなと祭り」は豊かな恵みを私たちにもたらす海への感謝、そして先人の知恵とたゆまぬ努力によって培われてきました。「みなと女川」の発展と、基幹産業である水産業、水産加工業ならびに地域経済の活性化を図り、更なる躍進を期すことを目的に、「第56回おながわみなと祭り」を盛大に開催することができました。これもひとえに、町内をはじめとした企業、団体の皆様、町民の皆様、ボランティアの皆様方のご支援ご協力の賜物と厚く感謝申し上げます。そして、今年も関係者のご理解、ご支援とご尽力のもと、「第57回おながわみなと祭り」を令和６年７月28日（日）に開催する運びとなりました。

　美しいコバルトブルーの海に大漁旗をはじめ装飾を施した船に乗った各地区の獅子が、女川港内一円を勇壮に舞う「海上獅子舞」、メインのものまねライブをはじめ、女川中学校吹奏楽部、女川潮騒太鼓轟会、伝統芸能「江島法印神楽」、女川の子どもたちによるダンスなど、町内の老若男女問わず参加し、披露の機会となる「ステージショー」、小学校鼓笛隊や県警音楽隊などの演奏が町の中心部と祭り会場を華やかに彩る「みなと祭りパレード」など催し物が盛りだくさんです。
　特にクライマックスの「海上花火大会」は、夏の夜空を焦がすほどの豪華な内容で、水中スターマインやジャンボスターマインなど、女川湾内から打ち上げられる花火をより間近にて迫力満点で見られるとともに、三方を山に囲まれた地形からの迫力ある音響も楽しめます。

　「第57回おながわみなと祭り」開催にあたり、ご協力ならびにご協賛いただきました多くの町民の皆様をはじめ、町内事業所ならびに多くの関係者の皆様方に深く感謝を申し上げますとともに、「オール女川」体制のもと、安全かつ安心そして楽しい祭りの運営を心掛けますので、町民の皆様ならびに来町される皆様方もぜひ祭りを見て、参加して、女川の熱気を感じていただき、夏の思い出の１ページとなりますように、「第57回おながわみなと祭り」をお楽しみください。

おながわみなと祭り協賛会
会長　木村　昇